米菓生地乾燥工程のトレイ搬入出自動化装置の製作パートナー募集

企業名株式会社折原米菓工場
提案締切2026年12月31日
ニーズ番号BZ26-019
ニーズ概要米菓生地の乾燥工程では、成型後の生地を載せたトレイを専用3輪台車に40枚ずつ棒積みし、そのトレイを2枚ずつ掴んで乾燥機へ搬入している。
乾燥後は乾燥機の各段から2枚ずつ掴み出し、台車へ千鳥で積み上げている。
乾燥機1台あたり320枚を扱う反復作業であり、身体的負担が大きいため、トレイ搬入出作業の自動化により、省人化、安全性向上、作業平準化を図りたい。
技術ニーズ詳細
技術ニーズの背景現在、米菓生地乾燥工程では、成型後の生地を載せたトレイを専用3輪台車に40枚ずつ棒積みしている。
作業者は、その棒積みされたトレイを2枚ずつ掴み、乾燥機内の各段へ振り分けて搬入している。
乾燥後は、乾燥機の各段からトレイを2枚ずつ掴み出し、台車へ千鳥で積み上げている。

この作業は乾燥機1台あたり320枚を対象とする単純反復作業であり、身体的負担が大きく、作業時間や取り扱いのばらつきも課題となっている。
また、作業者の熟練度により作業性や積み上げ精度に差が生じる可能性もある。

乾燥機は計16台あり、まずは1台または一部設備での導入を想定しつつ、効果確認後は他設備への展開も視野に入れている。
こうした背景から、乾燥機へのトレイ搬入出作業を自動化できる技術を求めている。
想定している用途・仕様用途は、米菓生地乾燥工程において、成型後の生地を載せたトレイを専用3輪台車と乾燥機の間で搬入・搬出する作業の自動化である。
対象トレイ寸法は1200×600mmで、トレイは専用3輪台車に40枚ずつ棒積みされた状態から取り扱う。
台車上に棒積みされたトレイを2枚ずつ、または同等以上の効率で安定して掴み、乾燥機内の各段へ確実に搬入できること、また乾燥後は各段から2枚ずつ掴み出し、台車へ千鳥で安定して積み上げられることを想定している。
乾燥機1台あたり320枚の運用に対応し、トレイや生地を傷めず、位置ずれなく取り扱えること、既存設備へ適用しやすいこと、安全対策が確保されること、さらに保守・清掃がしやすいことが望ましい。
想定スケジュール・事業規模まずは既存乾燥工程への適用可能性を確認するため、現場条件に合わせた構想提案・概略設計を行い、その後、試験導入または実証機による評価を経て、本格導入を検討したい。
ビジネス規模としては、まず1台の乾燥機を対象とした導入検証を想定しているが、乾燥機は計16台あるため、効果確認後は他設備への横展開も視野に入れている。
設備導入にあたっては、省人化、安全性向上、作業時間短縮、品質安定化などの効果を総合的に評価したい。
現時点で求める技術の完成度実用化済み、または食品製造現場での適用を見据えた試作機・実証機の段階にある技術が望ましい。
少なくとも、対象ワークの把持方法、搬入出方法、安全対策、設置スペース、既存設備との接続方法について具体的な提案が可能であり、導入後の運用イメージが描ける段階であることを期待する。
将来的には量産導入や複数設備への展開が可能な技術であることが望ましい。
期待する提案の方向性既存の乾燥設備や作業導線を大きく変えずに導入しやすい、自動搬入・搬出技術を期待している。
具体的には、ロボットアーム、昇降搬送装置、把持機構、トレイ供給・整列機構、協働ロボットなどを活用し、台車上に棒積みされたトレイを2枚ずつ安定して把持し、乾燥機内の各段へ搬入できる技術、ならびに乾燥後に各段から2枚ずつ取り出し、台車へ千鳥で安定して積み上げられる技術を求めている。
また、省人化だけでなく、作業時間短縮、作業者負担軽減、安全性向上、品質のばらつき抑制につながる提案が望ましい。
既存設備への後付け対応や段階導入が可能な提案であれば、より検討しやすい。
対象外とする提案の方向性単なる人員補助や手作業前提の改善にとどまる提案、または乾燥機本体を全面更新しなければ実現できない大規模改造前提の提案は、現時点では優先度が低い。
また、トレイの把持精度や位置決め精度、安全対策が不十分なもの、米菓生地やトレイに損傷を与えるおそれが高いもの、台車への千鳥積み対応が困難なもの、保守負担が過大なものは対象外としたい。
食品製造現場での使用を前提としにくい仕様や、現場への適用性が低い提案も、今回は対象外と考えている。
その他留意点対象物は成型後の米菓生地を載せたトレイであり、搬送・把持時には生地の形状崩れや位置ずれを防ぐ必要がある。
また、トレイは専用3輪台車に40枚ずつ棒積みされた状態から取り扱い、乾燥後は台車へ千鳥で積み上げる必要があるため、把持機構や積載制御には安定性と再現性が求められる。
乾燥工程は既存設備を活用しているため、限られた設置スペースや作業動線への配慮が必要である。
加えて、日常点検や清掃、メンテナンスのしやすさも重要である。
導入検討にあたっては、作業者の安全確保、既存工程との整合性、将来的な保守体制も含めて提案いただきたい。
補足資料